【前編】『ラストソングス』が良すぎる
Twitterでさちんさんの忘年会スペースを聴き、終了後にそのまま寝落ちしてド深夜に目覚めたオタクです。どうもこんばんは。画像は、スペースでさちんさんが「美味しい」とおっしゃっていた成城石井のにんにく醤油せんべい(スペース中にダッシュで近所の成城石井へ行って購入したもの)。たしかに美味しい。
明日(というかもう今日)わりと早めに起きなきゃいけないんですけど、なんだか眠れそうにもないので『ラストソングス』の感想を書こうと思います。
【ざっくり】私が幸村精市のオタクになった経緯
『リョーマ!』Decide本編と、テニフェス petitの「エメラルドライン」で、「ふ~ん幸村精市くん、ボイスが素敵ね・・・」と思う
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『ハッピーサマーバレンタイン』を聴き、「アッッ声が超好き!!」になる
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『ラストソングス』に出会い、歌詞から幸村の「意外と我が強くてマイペースな性格」を知り、一気に沼落ち
そんなわけで、私が幸村精市というキャラクターの内面まで深く知るきっかけになったのが、1stアルバムの『ラストソングス』でした。
このアルバム、なんと幸村役の永井幸子さん(さちんさん)が収録曲全ての作詞をされていて(凄すぎ)、本当~~~に幸村の解像度が高い名盤なんですよね・・・。このアルバムに出会わなければ、私はここまで幸村精市というキャラクターに狂うことはなかったと思う。はあ、まいった。私のオタク人生、こんなことになるとは・・・。
前々回のブログ記事で書いたように、昨日は国会図書館へ行き、永井幸子さんのインタビュー記事を閲覧する予定だったのですが、当日にサイトを確認したらなななんと休館日でした~~~~(バカ)。国の機関だから28日までやってると思い込んでた・・・。アア~~~~~~(泣)年明けに行こう・・・
本当はインタビュー記事を読んでから『ラストソングス』の感想を書きたかったのですが、せっかくなのでまずは素直に自分が感じたことをブログに書き残してみようと思い(ポジティブ)、早速ここに軽く感想を書いていきます。
『ラストソングス』(2009年3月5日発売)
幸村精市『ラストソングス』(2009)アルバムジャケットより
ジャケ写良すぎ・・・。発売日が幸村の誕生日(3/5)なんですけど、この時期特有の、まだ少し肌寒いけれど確かに春の訪れを感じるような、清々しい空気感が画面越しに伝わってきますね。風を感じる横顔の表情も素晴らしい。
収録曲
1.エメラルドライン
2.last game
3.Baby knows
4.宣告
5.ダリア
6.ガーデニングの詩(うた)
7.後ろにも目を
8.愛の歌
9.ロング・グッド・バイ
10.夢の続きⅡ
11.ルノワールの画集
12.三強と呼ばれて
ゲスト:越前リョーマ(2)、真田弦一郎&柳 蓮二(12)
全体的に、『ラストソングス』って「卒業」をテーマに制作されたのかなあと思います。アルバムタイトルや収録曲の歌詞の内容、そして発売時期的にも。
辛かった時期も、楽しかった思い出も、幸村がこれまでの自分を振り返り、その経験を次のステップへと繋げていこう!という前向きな気持ちが、このアルバムを通して感じられます。泣ける。
あと歌詞が結構ファジーな内容のものが多く、誰に向けた歌なのか、様々な解釈ができるのが妄想オタク的には嬉しいですね・・・笑
1. エメラルドライン
オープニング・トラックに相応しい、「はじまり」を予感させるような、爽やかな春の息吹を感じる楽曲。サビの「青い空に心投げ出して」という表現が好きだなあ。何にも縛られない解放感と、幸村の意外と自由奔放で大胆な性格が伝わってくる。
「たぶん いつまでも 忘れないよ
どうか 涙 拭いて」
ここの歌詞好き……この曲は全体的に卒業を意識しているのかなと思うのですが、明るい未来への希望を感じて泣けますね・・・幸村、しあわせになってくれ・・・
タイトルの「エメラルドライン」というワードで私がまず想起したのが、幸村がいつも着けているヘアバンドの色(アニメ版のみ。原作は白色)だったのですが、
トラック11「ルノワールの画集」を聴き、幸村が印象派の画家・ルノワールが好きだと知ってからは、これってルノワールが好んで使用していた色「エメラルドグリーン」にも掛かっているのでは・・・?と思うようになりました(小?中学生くらいのときに親とルノワール展へ行ったときに得た知識なのでうろ覚えですが・・・)。どうなんだろ。この作品とか分かりやすいかも↓
ルノワール『団扇を持つ少女』
2. last game
越前リョーマとのデュエット曲!全国大会編の決勝戦をイメージした楽曲で、個人的には「孤独」というワードが出てきたことが印象的でした。
戦うなら 孤独に立ち向かう二人
本当の意味の強さ 追いかけて
誰もが皆 ほんとは同じ孤独
抱えながら それでも耐え続け
探し出せる 誰もが見つけられるのさ
本当の意味の強さ ラストゲームで
孤独を克服していくのって、人間の最も強い欲望じゃん・・・(うろ覚えエーリッヒ・フロム)
この描写があることで、キャラの人物像がグッと深みのあるものになったと感じます。テニスの王子様たちも、リアルの人間と同じように、孤独や不安を抱えて戦い続けているんだなあ・・・とハッとした瞬間でした。
(リョーマ)時が止まればいい
(幸村)愛しいモノたちよ
(二人)今が終わっても まだ最後じゃない
ここも本当に好き・・・リョーマパートの「時が止まればいい」は、天衣無縫の極み状態で「ずっとこのまま楽しいテニスをしていたい!」という気持ちで、続く幸村パートの「愛しいモノたちよ」は、苦戦する状況の中で「立海の仲間たちのためにも、絶対に負けられない!」という、それぞれ異なった理由で「永遠のラリー」(この前の歌詞に出てくる言葉)を求めていたことが伝わってきて泣ける・・・。うう・・・。
そして続く「今が終わってもまだ最後じゃない」って、すごく優しい言葉だなあ(泣)。以前このブログでも書いたように、原作最終話での試合終了後の幸村のコマに添えられた『Dear Prince〜テニスの王子様達へ〜』の歌詞にもリンクしているような気がする。
3. Baby knows
ギャ~~~甘い・・・・油断してたら幸村に心まで奪われそうになったわ。でも私は(まだ)幸村の夢女子ではないので、この曲は幸村の妹に向けた曲かもしれないな~と、思っています。フフ。
君にはかなわない いつも
so, baby knows
幸村が振り回される相手、いったいどんな人なんだろう。
収録曲全ての感想を書きたかったのですが、眠気が訪れたのでそろそろ寝ます・・・後編はまた後日~
明日はリョーマくんの誕生日なので『PROGRESS』を聴く
近所の中古CDショップで見つけた、越前リョーマのバースデー・ミニアルバム『PROGRESS』(2005年12月24日発売)。どうやら私が購入したものは期間限定生産盤らしく、ボーナストラックにリョーマ役の皆川純子さんと原作者の許斐剛先生のフリートークが収録されていた。パッケージは通常のCDよりも縦長で、盤面はピクチャーディスク仕様。このジャケ写のリョーマ・・・作画が良すぎる。このまま雑誌の表紙飾れそう。
ディスクを取り出すと出てくる釣りリョーマ、ジャケ写の大人っぽい雰囲気とのギャップがたまらんかわいい。守りたいこの膝小僧。
ついに明日は、リョーマくんのお誕生日。『PROGRESS』を購入してから1か月以上経っているのですが、まだ開封すらしていなかったので(そもそも家に未開封のテニプリキャラソンCDが30枚以上ある) ちょうど良いタイミングということで早速聴いてみようと思います。
トラック1 白い世界で君と(作詞、作曲:UZA)
いきなり大勢の女たちの「リョーマくん、誕生日おめでとーーー!!!」というドデカボイスで始まるこの楽曲。びっくりしたわ。
イカれたサプライズを仕込んでくるテニプリ、最高ね。わけわからんけど好き。
最初のインパクトを除けば、かなり出来の良いクリスマス(ラブ)ソング。メロディがしっかりと耳に残るし、歌詞はクリスマスに心がちょっぴり浮き立つ等身大のリョーマの気持ちが伝わってきて超~かわいい。そして何よりリョーマの歌声がいつもより甘い。甘すぎる。十万石まんじゅう。
そういえば何気にリョーマのソロ曲を聴くの初めてかも。
トラック2 風に乗っかって(作詞、作曲:近藤薫)
これも良曲。タイトルが「風に乗って」じゃなくて「風に"乗っかって"」と俗っぽい言い方なの、リョーマらしい言葉遣いだなあと思う。歌詞も、周りに流されず、自分のやり方でテニスに真剣に向き合ってるリョーマの個性がよく表現されてるなあと思う。あと歌い出しのメロディが階段状になってるところ、好き〜〜。全体的にさわやかで耳馴染みの良い曲。
トラック3 GO(作詞:立河吉彦、作曲:安原兵衛)
キマシタワーー! 許斐剛先生とリョーマのデュエット曲。自作漫画の主人公とデュエットする漫画家・・・何? ちなみにこの曲は、許斐先生がテニプリで初めて歌った曲らしい。
そういえば原作のどこかで許斐先生が、「レコーディング初挑戦しました!」的なこと書いてたな~…と思い出し読み返してみたら、31巻にありました(表紙折り返し部分)。サビがかなり高音なのに、ちゃんと歌いこなしてるの凄いな・・・。
「行こう!」
さぁ今 この場所から終わらない旅へ
そばにいてあげるから もう何も恐れないで
漫画家と主人公のキャラソン(?)ってどんな内容になるのか不安だったけど、ギラついた闘志が表現された疾走感のあるファイトソングだった。許斐先生とリョーマが互いを鼓舞しあいながら、一緒に歩んでいく姿が目に浮かぶ。アルバムタイトルの『PROGRESS』を感じさせる良い曲だ〜。
トラック4 ふたりきりのMerry Christmas(作詞、作曲:UZA)
アルバムの中で一番クリスマスらしさを感じる曲。これほ〜〜んと歌詞がすごい。ド直球の愛がテーマ。
2005年のクリスマスイブにこのアルバムをゲットして、いちばん最後の曲で越前リョーマに優しく抱きしめられてしまった当時のオタクたち・・・大丈夫でしたか?
ほんとに良曲しかない、素晴らしいミニアルバムでした。
トラック5 スペシャルトーク 皆川純子×許斐剛
9分31秒のフリートーク。「こんなトコまで、とうとう進出してしまいましたね(笑)」と、戸惑い気味におっしゃる許斐先生・・・その数年後にはソロCD出したりワンマンライブしてるんだから本当に面白いな。
ちなみに、今回のアルバムは皆川純子さんの提案で許斐先生をゲストに呼ぶことになったらしい。皆川さんからのオファーメールに「やるやる!」と二つ返事する漫画家・・・やはり只者ではない。
他にもレコーディング中のエピソードや、原作の展開について(当時は全国大会編連載中)の言及もあって、大満足のボーナストラックでした✌
ところで、スタッフクレジットに記載されたプロデューサーのお名前が気になるのですが…。松井 "Merry Christmas" 伸太郎……完全に遊んでいる。テニプリのキャラソンって、他のジャンルに比べて結構イカれた企画が多いような気がするんだけど、この人が元凶(?)なのでしょうか… 笑
よーし…それじゃあみんな、せーのっ!
「リョーマくん、誕生日おめでとーーー!!!」(明日だよ)
永井幸子さんのインタビュー記事が読みたい-ラストソングス編
『ラストソングス』制作時の、永井幸子さんのインタビュー記事を探してこのブログに辿り着いた幸村精市のオタクへ。
私が3時間かけて、インターネットの海から探し当てた情報をここに記します。
『アニカン FREE Vol.69』
おそらく、こちらのフリーマガジンに、該当の記事が掲載されています(私はまだ読んでいないので不確定情報ですが…)。
国立国会図書館(東京本館)で閲覧可能です。遠方にお住まいの方は、複写サービスをご利用ください。
現在、国会図書館は土曜日の利用が完全抽選制(日曜は休館日)なので、土日休みの社会人にはちょっと厳しい…(平日は限られた時間内であれば予約なしで利用可能)
私は再来週の平日に有給を取ったので、その日に行こうと思います。ハァ・・・楽しみ。
12年前の情報を探すのって大変・・・
2009年に、幸村精市の1stアルバム『ラストソングス』が発売されてから12年。
最近になってこの名盤を聴き、いたく感動✨😭した私は、収録曲の歌詞に関する自分の解釈が、本当に合っているのか確認したくなった。そこで、全楽曲の作詞を担当された永井幸子さん(幸村精市役)の、アルバム制作に言及したインタビュー記事を探そうと思った。これが地獄の始まりである。
Google先生の情報によると、そのインタビュー記事はどうやら『アニカンFREE』という、昔アニメイトで配布されていたフリーマガジンに掲載されていたらしい。
しかし、一体どの号に該当の記事が掲載されているのか、という情報は全く掴めなかった(国会図書館のサイトにも記載なし)。つらい。
次にTwitterで検索してみたところ、過去に私と同じように『ラストソングス』に関するインタビュー記事を探していた方が「ミクシィのコミュニティを漁ったら該当記事の情報があった(意訳)」とツイートしていた。あぁ、やっと見つかるかもしれない…!と期待を抱きながらミクシィを開いたが、あまりにもテニプリに関するコミュニティ数が多く、ひとまず幸村精市に関するコミュニティの投稿をくまなく調べてみた。しかしそれでも情報は見つからなかった。この時点で2時間半経過。さすがに発狂しそうだった。
眼精疲労がピークに達し、マウスをクリックする右手ひとさし指も限界を迎えかけていたそのとき、私は思い出した。
「そういえばGoogleの期間指定検索、使ってないじゃん・・・」
あほ。ミクシィに振り回されすぎ。頭かたすぎ。検索ヘタすぎ。(リョーマ・・・)
そこで、『ラストソングス』発売前後の期間を指定し様々なワードで検索をかけてみたところ、1件だけ個人ブログがヒットした。興奮しすぎてヤッタアァアァァァ~~とひとり叫んだ。キモい。
見つかったのは、Kalafinaファンの方のブログ。『アニカンFREE Vol.69』に掲載されたKalafinaのインタビュー記事の感想をブログに投稿した際に、一緒に他記事の特集内容も一覧で記載してくださっていた。そこに幸村精市役:永井幸子さんのインタビュー記事のタイトルが載っていたのだ。神すぎる……。掲載時期的に『ラストソングス』に関するインタビュー記事であることは、ほぼ確実。感謝ッ・・・!!!!!
サンキュー!!そこに~~~~いてくれてぇ~~~~~
こちらがその素晴らしいブログ。本当にありがとうございます・・・涙
私もKalafina好きです。特に好きなのは「君の銀の庭」です。
私も、ちょっとでも誰かの役に立てるオタクになりたくて、このブログを書きました。幸村精市のオタクに、届きますように。
不二周助をデコる
中野ブロードウェイでの出来事。
わたしは3階の「ガオッチ」という、レトロ玩具をメインに扱っているお店にフラリと入った。もしかすると『テニスの王子様』のグッズがあるかもしれない。そんな淡い期待を抱いて入店したものの、小さな店内には所狭しと様々なアニメグッズが陳列されていた。いや、「陳列」と言うよりも棚に限界までグッズを「詰め込んでいる」という表現の方が正しいかもしれない。あまりのカオス具合に「この中からテニプリのグッズを探すのは無理だわ…」と、半ば諦めモードになっていたそのとき、
「欲しいものがあったら俺に聞くほうが早いよ!何のアニメが好きなの?」
と、店主さんに声をかけられた。
少し恥ずかしかったけれど、
「テ、、テテッ、、テニスの王子様…です」
と答えた。
すると「トレカならあるよ!」と言って、お店にあるテニプリのトレカを全部かき集めて見せてくれた。やさしい。正直トレカ系はあまり興味がなかったけど、せっかく出してもらったので記念に1枚買って帰ろうと思った。
そのとき購入したカードがこちら↓
テニプリって遊戯王カードみたいなグッズもあるんですね。それにしてもこの不二ヒグマすごく可愛い…。買ってよかったありがとう店主さん。
そんなわけで本日は、これをシールでデコろうと思います(K-POPのオタクがよくやってるやつ)
用意したもの
・硬質カードケース(家にあった。たぶんセリアの)
・シール (セリア)
最近100均でもトレカデコ向けのシール売ってくれてるの、神すぎる。オタクの需要を分かってるなあ。
デコった
超かわいい
さすが天才・不二周助。かわいさも天才的。
先ほど用意したシールだけだと少し寂しかったので、家にあったストーンシールを散りばめたら結構良い感じになりました。キラキラ〜。追加で名前も入れたかったので、以前購入した丸型のマスキングテープに、ペンで文字を書いて貼った(アルファベットのシールも買っておけばよかった)。かわいい〜〜〜(自画自賛)
かわいいと言えばこの曲。
幼少期の不二兄弟のキャラソン。初めて聴いたとき泣いた。かわいすぎて涙出ることってあるんだ。
「楽しむテニス」ができなくても /『真実』『夢の続き』雑感
先日、歯の定期検診で
「アララッ!!ちょっともぉ〜、ほっぺの内側に嚙みしめた跡が残ってるじゃないのよ!!もしかして、ストレスとか溜まってる?」
と、馴染みの先生に言われました。
「ストレス」と言われて思い当たる原因は、ひとつ。「幸村精市のことを考えすぎている」からだと思うんですよね。ほんとに。あほですね、はあ。ばか。
『テニスの王子様』は、基本的に情熱とハッピーと笑いを届けてくれる素敵なコンテンツです。だがしかし私の推している幸村精市というキャラクターは、そう簡単に私を幸せな萌え豚にさせてはくれない。
幸村が背負ってきた「立海三連覇」という重圧や、闘病中の彼の心情に思考を巡らせているとき・・・それはあまりにも辛くて、私は無意識に奥歯を「ギギッ…ギリッ…ギリィィ…」と強く噛み締め、頬の内側にまでしっかり歯形を残してしまったようです。だから最近あごの疲労感が抜けなかったのか・・・
幸村のことを考えるのは、彼のキャラクターソングを聴いているときが一番多いような気がします。
キャラソンって、だいたい3〜5分くらいの短い時間の中に、そのキャラクターの情報がみっちりギチギチに詰まってる。だから、1曲聴くだけで頭がパンクするんですよ。狂う。特に幸村のキャラソンは、中の人である永井幸子(さちん)さんが作詞されている楽曲が多い。彼女が紡ぐ言葉の数々は幸村の解像度が高すぎるので、もう幸村がクッキリハッキリ見えすぎちゃうんです……私が跡部様だったら、幸村の全身の毛穴までブチ抜いて見えてたと思う(幸村に毛穴はありません!!!!!!!!)
まだ幸村のキャラソンを全て聴いたわけじゃないけど、現時点で一番好きなのは1stアルバム『ラストソングス』です。全曲大好き。
この名盤について語ろうと思い、残業終わりのフニャフニャした体に鞭打ってパソコンの前に座ってるんですけど・・・よくよく考えたらここは時系列順に、最初に出たCDから語るべきかな〜と思い直しました。
そんなわけで今回は、1stシングル曲の『真実』と2ndシングル曲『夢の続き』について雑感をだらだら書き綴ります。
この2曲に共通するのは、「関東大会編までの幸村の心情を描いている」こと、そして「歌詞がテニスへの情熱に満ち溢れている」ことかなあと思います。
目次
- 『THE BEST OF RIVAL PLAYERS XIX Seiichi Yukimura』(2004年5月19日発売)
- 『夢の続き』(2006年8月30日発売)
- アニメと原作の最終話の違い
- 敵キャラクターとしての「幸村精市」
『THE BEST OF RIVAL PLAYERS XIX Seiichi Yukimura』(2004年5月19日発売)
トラック1. 真実
トラック2. 真実 (Remix Version)
トラック3. 真実 (Original karaoke)
トラック4. VOICE MESSAGE
真実(作詞:香坂知美 作曲:吉野貴雄 編曲:水上裕規)
真実 幸村精市(永井幸子) 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索
幸村初のキャラクターソングCD。発売時期から考えると、闘病生活を送っていた頃の幸村をイメージした楽曲ですね・・・・・・・(涙)
この曲、最初は物悲しい雰囲気を醸し出すイントロの影響で、暗い曲かなあ……?と思っていました。だって入院中の心情をテーマにした曲だし・・・。でも、幸村の歌唱が始まり歌詞を目で追っていくうちに、だんだんとその印象が覆されていきました。
ここに今も残る 迫る想い 強さの意味を求めながら
叶えてく 君達がいる 真実(ほんとう)の勇気で
人間って、苦しい出来事があったときに、その人の本質が見えると思うんです。
入院中に医師から「テニスなんてもう無理だろう…」と告げられ、底知れぬ絶望と悲しみを経験した幸村。そんな彼の心情をテーマにした楽曲『真実』は、闘病中とは思えないほどに、激しく燃え上がるようなテニスへの「情熱」を歌っている。「絶対に病気を乗り越えて、仲間たちの元へ戻るんだ!」という、並々ならぬ思いが伝わってくる(泣)。
どんなに困難な状況でも「決して諦めない心」が、幸村の強さの源だと思うのです。
諦めなければ「立海三連覇」という夢を掴み取れると信じて、苦しいリハビリを乗り越えた幸村の強さ。そして、幸村の復帰を信じ、コートで戦い続けた仲間たちの心の強さ。立海メンバーの存在が、どれだけ幸村を勇気づけたことか……。あああああだめだこれ泣く。無理。
真実 (Remix Version) (REMIX:kors k)
『真実』を聴いてしんみりした後にいきなり「プイプイッ! プイプ プイプイッ!」という愉快なEDMモルカー(モルカーミリしら)みたいな音から始まるリミックス。正直私のテンションがついていかなかったです……(笑) 歌詞の内容さえ考えなければ、普通にアガるMIXだと思います。(リミックス担当のkors kさんは、音ゲー界隈では有名な方らしい)
『夢の続き』(2006年8月30日発売)
トラック1. 夢の続き
トラック2. 夢の続き (Original karaoke)
トラック3. トークタイム~Vol.34 P180~
夢の続き(作詞:永井幸子 作曲:不動景太 編曲:牧野信博)
さちんさんがテニプリで初めて作詞した記念すべきキャラクターソング。ジャケットのイラストが「ザ・アー写」という感じでオタク心が燃えたぎりますね。
このCDの発売時期は、アニメ全国大会編(OVA)で比嘉中が出てきたあたり。なので『夢の続き』は、手術が成功した後の、リハビリ生活を送る幸村の心情をテーマにしたものだと思っています。
この曲も『真実』と同じく、テニスへのほとばしる情熱を歌っているのですが、前作よりも時が進んだことにより、全国三連覇という「夢」との距離がぐっと近づいています。
季節は巡り 約束の朝に出会う 始まりはここから
燃える想いを 一度捨てて
アニメと原作の最終話の違い
「燃える想いを 一度捨てて」生まれ変わった幸村精市は、以前にも増して「勝利にこだわるテニス」をするようになります。しかし全国大会の決勝、幸村は「心から純粋にテニスを楽しんだ」越前リョーマに敗北する。
全国大会編OVA最終話の幸村って、試合後にリョーマと握手を交わしながら「機会があればまた対戦しよう。そうだな、今度は楽しむテニスで」と、穏やかな表情で言うんですよ。
このシーンを最初に観たとき、正直あまり納得できなかったというか・・・。もちろんリョーマとの試合を経て、幸村が前向きな気持ちになれたのは素晴らしい事だと思う。それこそ私だって、ハッピーエンドを迎えた最終話を観ているときは、エンディング曲の『Dear Prince〜テニスの王子様達へ〜』を聴きながら号泣してたもん。
でもその一方で、めんどくさいオタク心が「いやいや、ここまでの困難を乗り越えてコートに復帰した人間が、リョーマとの試合を経験しただけで憑き物が落ちたように微笑み返すことができるのか?」と思ってしまったんですよ。本当に嫌~なオタクですね。「リョーマの『天衣無縫の極み』はプリキュアの必殺技のように、(半ば強制的に)相手の心を癒す力があるのかもしれない…」などと考えたりもしましたが、やはりどうにも納得できなかった。
で、後日原作の最終巻を読んでみたら、アニメ版とラストの描き方が違っていたのでビックリ。
なんと原作の幸村は、試合後に言葉を発するシーンがひとつも無いのです。というか原作の最終話で一言もセリフが無い。そんなラスボスいるのか。
そして試合後の幸村が描かれたのは、たった1コマ。悔しそうにも見えるキリッっとした表情で、リョーマに手を差し出す姿だけ。
しかしこの貴重な1コマ、幸村のセリフは無いけれど、『Dear Prince〜テニスの王子様達へ〜(作詞:許斐先生)』の歌詞がまるで許斐先生から幸村に向けられたエールのように感じられるのです。読んで↓
原作最終話はアニメと比べると幸村の描き方がアッサリしていますが、私はこのラストシーンがもの凄く好きです。「次は絶対に負けない!」というアツい気持ちが伝わってくるこの表情、最高すぎる。
そして何よりも良かったのが、アニメ版の「今度は楽しむテニスで」というセリフが無いことにより、幸村の「徹底して勝利にこだわる」という強い信念が揺らがなかったようにも受け取れたことです(とはいえアニメ版の穏やかな終わり方も好きですが)。
敵キャラクターとしての「幸村精市」
私、プリキュアにおける「改心しない」タイプの敵キャラが大好きなんです。だって、簡単にスパっとこれまでの信念を捨てて良い人になっちゃう悪役なんて、ちょっと怖いじゃないですか。「えっ本当に改心しちゃったの!?」って思っちゃう。
プリキュアにおける「改心しない」タイプの敵キャラは、そのまま消滅してしまう場合もあれば、一方ではその後プリキュアたちと同じ社会に包摂されて、自分なりのやり方で(完全に改心はせずに)新たな人生のスタートを切る場合もある。『テニスの王子様』(原作)のラストシーンにおける敵キャラクターとしての幸村は、後者の存在だと思うんですよ(※これはオタクの妄言です)。
だから私、アニメ版の「今度は楽しむテニスで」というセリフに関しては、「楽しむ=幸村の勝利」という彼なりの皮肉みたいに受け取るようになりました。うわ〜、ほんと嫌なオタクですね。
今後の幸村は、どんなテニスをしていくんだろう・・・。これまで通り勝利にこだわるテニスでも、そうじゃなくても、幸村なりのやり方でテニスを愛してほしいなあ。人にはヒトの天衣無縫。よそはよそ、うちはうち。これからも幸村には幸村らしく、マイペースに、自分らしいスタイルで戦っていてほしいなあと思うのです。越前リョーマのように「楽しむテニス」ができなくても、それはそれでいいんじゃないかなあ。許斐先生はどうお考えなんだろう……。
新テニに関してはまだアニメしか履修できていないので、年末年始の休暇中に原作をイッキ読みしようと思っています。楽しみだ~。
うわ~なんだか長くなってしまった。幸村のプレイスタイルについてはもうちょっと考えたかったけど、もう眠くて頭がまわらない。それにもう夜中の3時過ぎてる・・・。
余談
自宅に飾っていたら「APA…? アパホテルの人?」と言われた幸村。
こちらを睨んでいる。
白石の「毒手」で1日過ごしてみた
思い返してみれば、人生で一度も「包帯」を巻いたことが無かったなあ。
(『POISON』白石蔵ノ介 アルバムジャケットより)
昨日の話である。
テニミュオタクの友人(友人と言うのはおこがましいほど私が一方的に超好きな人間)と、久々に遊びました。公園で。シャボン玉をしながらのお喋り、寒かったけど楽しかったなあ。
その友人は以前、「白石蔵ノ介のマネをして、腕に包帯を巻いたことがある」らしい。その話を聞いた瞬間「私もやってみたい!!」とオタク心が燃えるぜバーーニング‼(タカさん)したので、早速やってみました。
巻き方の参考にしたのはこちらのブログ ↓
イラスト付きの解説助かります。
1. 準備
セリアで購入した包帯と、家にあった医療用テープ。
ここで問題発生。この包帯の幅、なんと5cm。でかすぎる(参考にしたブログで使用された包帯の幅は3.8cm)。
泣く泣く包帯を縦半分に切って、幅を縮めました。この時点で、切った包帯から繊維がピョンピョン飛び出してきて…ボロボロに……破滅への輪舞曲……(助けて跡部様)。
まあ……包帯を買いなおすのは面倒なので、このままやってみます(基本に忠実な白石には悪いが・・・)
2.ブログを参考に包帯を巻いた
精一杯の、中二病っぽいポーズ↓
巻いているうちに糸くずがポロポロ落ちてきましたが、まあ、なんとか完成です。巻き方ゆるゆるなのは、不器用なので許してほしい。
さて、今日は在宅勤務なので、この状態で1日過ごそうと思います。
3. 包帯を巻いて1日過ごした感想
一言で言うと、「暖かい」です。
私は今まで、包帯を巻くようなケガをしたことが無くて知らなかったのですが、包帯を巻いた部分ってもの凄く暖かいんですね。寒い季節にこれは有難い。あと腕がふわふわしたもの(伸縮包帯)に包まれてるって、なんか安心感がある。
この状態で朝から仕事をしていましたが、パソコンのタイピングなどは全く支障なし。無事に業務を終えることができました。腕がホカホカしていると、なんだか心も温かくなるような気がしますね。意味がわからん仕事の指示にも、キレずに穏やか~に対応できました。包帯バンザイ。
終業後は12月の寒さに震えながら買い物に出かけましたが、左手は包帯のおかげで手袋が無くても大丈夫でした ✌ ぽかぽか~
包帯を巻いていて不便だったのは、「水に濡らすことができない」ところですね。料理やお皿洗いをするときには、なるべくゴム手袋を使うようにしました。
1日を過ごしたあとの包帯。ボッッッッッッロボロである。敗因は包帯を縦に切って細くしたことにより、本来は絡み合っていた繊維がドンドンドドドン飛び出してきたことですね……。基本に忠実なパーフェクトテニス、できませんでした。次はちゃんと幅の細い包帯を買います。
おしまい
ボーナストラック付きの初回生産限定盤CDが欲しくて欲しくて震える
テニプリのキャラクターソングCDって、初回限定盤にのみボーナストラック(ミニボイスドラマや、声優さんのフリートーク)が収録されているものが、いくつかあるそうです。
ボーナストラックは、iTunesなどの音楽配信サイトではもちろん販売されていないので、これを合法的に聴くにはCDを手に入れるしか方法がない・・・。
新規のオタクには厳しい仕様です…
私は収集癖のあるオタクなので、とにかく幸村精市(推し)のキャラソンCDに収録されているボーナストラックを全部集めたいのです。
そこで本日、血眼になりながら必死にボーナストラックに関する情報を調べました。その結果を、これから幸村の沼に落ちる人の役に少しでも立てるように、ここに書き記しておきます。
『真実』(2004年、シングル)
トラック3「Voice Message」に、幸村役・永井幸子さんのフリートーク(2分22秒)あり(入手済み)。このCDは恐らく初回限定生産盤がないので、普通に入手できる。
『夢の続き』(2006年、シングル)
トラック3「トークタイム~Vol. 34 P180~」に、ミニボイスドラマ(1分11秒)あり(入手済み)。このCDは、公式サイトを確認したところ「初回生産完全限定盤」(つまり追加プレスがない商品)との記載があったので、現在流通しているものは全てミニボイスドラマが収録されている…はず。
『ラストソングス』(2009年、アルバム)
初回盤のみ、ボーナストラックが収録されているらしい…欲しくてたまらん…ううっ・・・(通常盤購入済み) 中古で探します・・・。ちなみに通常版はCD1枚組だが、初回盤は2枚組。初回・通常盤共にパッケージデザインは共通なので、見分けるのが非常に難しい…。(厚みもほぼ同じと思われる)
『それはそれとして』(2010年、ミニアルバム)
ボーナストラック無し。ホッ・・・。CD未入手なので買います。
『プロローグ』(2011年、ミニアルバム)
ボーナストラック(隠しトラック)あり(ボイスドラマ、フリートーク、幸村Ver. の「レーザービーム」収録。豪華すぎる)しかし、ネットの情報ではこれが初回盤のみに収録されているのか不明でした。
ヤフー知恵袋に、「プロローグは初回・通常盤どちらもボーナストラックありますよ〜」と書き込みされているものがあったけど、「私の買ったCDには収録されてなかったです😭」的な書き込みもあって・・・どっち!????どっちなの?????!(ソース!ソース!)
テニプリ公式通販やAmazonなどのモール型ECサイトの商品説明には、ボーナストラックの有無に関する記載がない。つらい。
「隠しトラック」って、トラックリストに記載がないのが厄介だな・・・。
「これはもう初回盤を購入した方が確実」と思って色々と調べた結果、『プロローグ』のパッケージデザインは先述した『ラストソングス』と同じく「初回盤」と「通常盤」共に同じデザイン(帯と歌詞カードも一緒)。さらに『プロローグ』は初回盤もCD1枚組仕様。なので、初回盤が欲しくても見分けるのが非常に難しい……。せめて帯に「初回盤」って書いといてよ〜・・・。諦めて通常盤と思しき新品の『プロローグ』を公式通販とかで買った方がいいのだろうか……ワンチャン通常盤にもボーナストラックあるかもしれないし……。
そこで思い切ってテニプリ公式通販に、「現在そちらで販売されている『プロローグ』には、ボーナストラックが収録されていますか?」と、問い合わせてみました。こちらがその返信↓
やはり、ボーナストラックは初回生産分にのみに収録されているらしい・・・(がーーーん)
でも、面倒なオタクの問い合わせに即レスくれてありがとう公式…。感謝の気持ちを込めて、12/22発売のアニプリ20周年記念ソングCD(初回盤)予約しました。
『プロローグ』の音源はiTunesで全て購入済なので(勿体無くてまだ聴いてないけど)、初回盤CDは中古で探そうと思います・・・パッケージで見分けがつかないの辛すぎる・・・。
『for yourself』(2014年、シングル)
トラック3「トークタイム~常に万全を期す~」に、ミニボイスドラマあり。通常盤のみの発売なので簡単に入手できる。やさしい…。未入手なので買います。
『バレンタイン・キッス 幸村精市 with 立海大附属中』(2016年、シングル)
トラック3「トークタイム~幸村の越えられない壁~」に、ミニボイスドラマあり。こちらも通常版のみの発売。CD入手済みだけど、もったいなくてまだ聴けてない。ドキドキ。
『ハッピーサマーバレンタイン / 幸村精市』(2018年、シングル)
ボーナストラック無し。でもほんと良い曲だから、全人類聴いて。
・・・ざっとこんな感じですかね?(ユニットソング等に関する情報はまだ調べてないです)
間違いがあったら教えてください。さすがに10年以上前に発売されたCDだと、ネットに書いてある情報が少なくて困った・・・はあつかれた・・・おなかへった・・・「もう疲れた カロリーが足りない さすがは神の子」(仁王の「未完成」より)
仁王がイリュージョンで幸村になりきろうと奮闘する歌。好きです。